今回は、阪神ジュベナイルフィリーズ2018の予想と
出走馬分析から狙える馬を中心とした記事を
書いていきたいと思います。
GIの舞台は阪神に移り、
阪神ジュベナイルフィリーズが行われる。
来春の桜花賞と同じ舞台で行われる
2歳女王決定戦。
例年、その結びつきが強い東京芝1600メートルの
GIIIアルテミスSを制した
ディープインパクト産駒のシェーングランツは、
半姉ソウルスターリング(父フランケル)が
2016年にこのレースを優勝しており、
08年ブエナビスタ&11年ジョワドヴィーヴル以来の
姉妹制覇がかかる。
今年の、阪神ジュベナイルフィリーズ2018は
どの馬が制するのか、
ここでは、出走馬分析から狙える馬を
探っていきたいと思います。
【阪神ジュベナイルフィリーズ2018】予想│出走馬出走馬分析から狙える馬
<ダノンファンタジー>
ディープインパクト産駒のダノンファンタジーは
初戦こそグランアレグリアのスピードに屈したが、
阪神芝1600メートルで未勝利をきっちり勝ち上がり、
続く京都芝1400メートルのGIIIファンタジーSで
重賞初制覇を飾った。
父譲りの瞬発力は強烈で、
大外から突き抜けた前走はゴール前で
手綱を抑える余裕があったほど。
マイルに戻ることにも問題はなく、
クリスチャン・デムーロ騎手を鞍上に迎え、
3連勝で戴冠を飾るチャンスも十分だ。
<シェーングランツ>
札幌芝1800メートルのデビュー戦は
5着に敗れたが、同じ舞台の2戦目を5馬身差で快勝。
続く前走のアルテミスSでは
今回も手綱を取る武豊騎手がじっくり構えて末脚を温存し、
ラスト3ハロン33秒8の切れ味で鮮やかに差し切った。
姉のソウルとはひと味違って息の長い末脚が身上。
切れ味勝負になる傾向が強い阪神外回りの1マイルは、
持ち味を発揮するに申し分のない舞台設定。
<クロノジェネシス>
04年の凱旋門賞馬バゴ産駒のクロノジェネシスは、
小倉芝1800メートルの新馬戦に続いて、
東京芝1800メートルのオープン・アイビーSも快勝。
その前走は1000メートル通過62秒9の
スローペースに対応、
ラスト3ハロンは32秒5と極限に近い切れ味を発揮した。
この秋、紫苑Sを勝ちエリザベス女王杯でも
5着と上位入線を果たしたノームコア(父ハービンジャー)の半妹で、
血統背景も上々。勝負強さはここでも脅威となる。
<ビーチサンバ>
アルテミスSで2着に敗れたビーチサンバは
当時がキャリア2戦目。
よどみのない流れのなか、自分から動いて、
勝ち馬に半馬身差まで迫ったなら健闘といえるだろう。
今回はデビュー戦で快勝している阪神芝1600メートルが舞台。
1999年の桜花賞2着馬フサイチエアデールを母に持ち、
全兄フサイチリシャールは05年の朝日杯FSの覇者。
完成の早い血統背景もこのレースでは魅力。
<グレイシア>
前走GIIIアルテミスSではよもやの1番人気11着と完敗。
もともとテンションの高い馬で、
初めて馬込みで揉まれた影響か、
早々に走る気を失してしまったような印象だった。
元値の高さはここに入っても屈指かとは思うが、
現状では行き切るか、徹底的に押さえ込むかの
極端な策を敷くしかないのかも。
初戦とアスター賞の勝ちっぷりからも潜在能力は高い。
展開や乗り方ひとつで反撃は可能。
<ウインゼノビア>
前走のアルテミスステークスは速い流れを
好位で追走し、勝ちに行く競馬をしての4着。
先行勢では最先着と内容は悪くなかった。
主戦の松岡正海騎手が騎乗停止となり、
松若風馬騎手とのコンビで逆襲を狙う。
<メイショウショウブ>
デイリー杯2歳ステークスで
アドマイヤマーズの2着に健闘。
3着馬には2馬身差をつけており、
牝馬同士の今回は大威張りできる。
ここまで4戦消化しているが、
デビューから3着以内を
外していない堅実さも光っている。
<ジョディー>
ダイワメジャー産駒らしいスピードと持続力の持ち主で、
逃げた時は2戦2勝。
控えても競馬はできるタイプだが、
瞬発力勝負になるよりは、
自分でペースを作った方が良さそう。
展開の鍵を握る存在となりそう。
<レッドアネモス>
前走はハナに立つと、
直線でも粘り腰を発揮して
2着馬の猛追をクビ差振り切った。
新馬戦も半馬身差のVと、見た目に派手さはないが、
勝負根性、自在性は大きな魅力。
あとは高速決着への対応が鍵を握る。
<ベルスール>
前走は道中ずっと行きたがっていたが、
2着に追い上げたように能力は高い。
それだけに1ハロン距離延長が
最大のポイントとなる。
鞍上が我慢する競馬を教え込んだことが
生きれば、しまいはもっと切れそうだ。
【阪神ジュベナイルフィリーズ2018】予想│出走馬分析から狙える馬まとめ
今回は、阪神ジュベナイルフィリーズ2018の
出走馬分析から狙える馬を探ってきました。
その中で、狙える馬を
人気ブログランキングにて公開しています。
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少しテンションの高い面はあるものの、
実戦に行けばきっちり折り合うことのできる馬で、
追ってからの反応はなかなかのレベル。
レースセンスの高さはここでも1、2と評して問題ないだろう。
なお、デビューよりゆったり間隔が取られての3戦目、
1週前追いでは栗東ウッドで
6F81秒フラット、4F50秒8、終い1F12秒2(一杯)の
好時計を叩き出しており、デキは絶好のよう。
スムーズに運べれば十分上位争いを期待できそう。


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