今回は皐月賞2018G3予想と
出走馬の調教・最終追い切り評価①を
中心とした記事を書いていきたいと思います。
先週の桜花賞に続き、
今度は中山でクラシック第2弾の
皐月賞が行われる。
4戦4勝で断然の主役とみられていた
ダノンプレミアムが回避し、
一転して混戦ムードが漂うが、
馬券的には興味深くなった。
また、1~5着馬にはダービーの
優先出走権が与えられる。
その意味でも、目が離せない一戦だ。
小回りかつゴール前に急坂がある
トリッキーな中山コースで
勝利の凱歌をあげるのはどの馬か?
ここでは、出走馬の調教・最終追い切りを評価し
勝ち馬のポイントを
探っていきたいと思います。
【皐月賞2018】出走馬の調教・最終追い切り評価①
<タイムフライヤー>
(前回) 栗坂良 末強目
→2回 52.5 38.5 25.4 12.7
4/5 栗CW良 一 杯
→82.1 66.5 51.1 37.3 12.6 ⑦
シンギュラリティの内を0.8秒追走3F併クビ遅れ
4/8 栗坂重 馬なり
→2回 57.6 40.7 25.6 12.3
シンギュラリティに0.2秒先着
4/11 栗CW良 末一杯
→79.0 63.6 49.5 36.7 12.3 ⑥
ユラノトの内を0.4秒追走3F併アタマ先着
【調教評価】
道中のフットワークが力強いし、
追われてからの反応が今イチでも、
前走とは比較にならないほど
負荷がかかっている。
体つきにパワフル感が欲しいが、
攻め強化して時計は自己ベスト。
闘志を内に秘めた迫力のある走りで、
優秀な時計をマーク。
状態はアップ。
<ワグネリアン>
(前回) 栗坂良 馬なり
→1回 53.9 39.9 25.9 12.3
4/5 栗CW良 末強目
→87.1 71.0 54.3 39.3 11.4 ⑦
ジュンヴァルロの内0.9秒追走アタマ先着
4/8 栗坂重 馬なり
→1回 55.3 40.7 26.9 13.5
4/11 栗CW良 馬なり
→86.1 69.2 53.8 40.0 13.0 ⑥
【調教評価】
今回は最終追い切りもコース。
先週からの調整過程を考えると、
少し軽い印象はあるが、
体はスカッとしているし、
若干力んだ程度で、
全体に落ち着きがある。
テンションを上げないよう入念な調整。
毛ヅヤもさえて体の張りは申し分ない。
コズミも許容範囲で、脚捌きに切れ。
<ジャンダルム>
(前回) 栗CW良 末強目
→69.7 52.9 38.8 11.5 ⑦
4/4 栗CW良 一 杯
→82.3 67.0 51.8 37.3 11.6 ⑧
カザンの外0.6秒追走0.5秒先着
4/8 栗坂重 馬なり
→1回 56.3 40.8 26.5 12.9
4/11 栗CW良 末強目
→52.9 38.3 11.4 ⑦
サトノシャークの内0.6秒追走0.3秒先着
【調教評価】
軽く気合をつけると
一気に加速してはじけた。
追走してアッサリ先着。
回転力十分だし、
毛ヅヤが冴えてビジュアルがいい。
馬場が軽く上がり重点とはいえ
ラストは11秒4。
高い操作性も持ち味。
前走時もいい仕上がりだったが、
叩いて中身は更に充実してくるはず。
ハードに乗り込んで態勢は万全。
<スリーヘリオス>
(前回) 栗坂良 馬なり
→1回 56.1 40.9 26.8 13.3
4/11 栗CW良 一 杯
→84.0 67.0 51.5 37.7 12.5 ⑤
オンワードマリーの内0.7秒追走アタマ遅れ
【調教評価】
追走したとはいえ、
格下にアオられて物足りない動き。
硬さがなく芝はこなせる
フットワークだが、
ここではパワー不足の印象。
<キタノコマンドール>
(前回) 栗CW良 馬なり
→84.6 68.7 52.5 38.1 11.7 ⑦
4/5 栗CW良 稍一杯
→84.5 68.4 53.3 39.7 11.8 ⑨
サトノゲイルの外0.9秒追走0.2秒先着
4/8 栗坂重 馬なり
→1回 57.1 41.6 27.0 13.5
4/11 栗CW良 馬なり
→54.2 39.5 12.2 ⑦
スヴァルナの内0.4秒追走0.1秒遅れ
【調教評価】
先週までにしっかりと
負荷をかけ、
今週は感触を確かめる程度。
道中緩ペースでも
折り合いがスムーズで、
落ち着いていながら
行きっぷりがいい。
ゴールを過ぎてからも勢いが衰えず、
時計以上に負荷がかかっている。
左手前になるのが早く、
内にモタれる面も見せなかった。
仕上がり良好。
<アイトーン>
(前回) 栗坂良 一 杯
→1回 52.7 38.4 25.0 12.5
4/4 栗CW良 一 杯
→82.1 66.0 51.1 38.4 11.9 ⑧
ナムラタメゴローの外を0.5秒追走3F併0.4秒先着
4/8 栗坂重 馬なり
→1回 60.3 44.8 30.1 15.0
4/11 栗坂良 強 目
→1回 54.2 39.8 25.7 12.5
【調教評価】
少しハミをかんでいるが、
一定のリズムで
安定した脚力を発揮。
四肢の柔軟性を保って
シャープな伸び脚。
目立つほどの動きでもないが、
順調に調整され、
一度使われた分の上積みは見込める。
<エポカドーロ>
(前回) 栗CW良 馬なり
→67.7 52.1 38.2 12.2 ⑧
3/31 栗プール 2 周
4/5 栗CW良 馬なり
→88.2 71.6 54.8 40.7 13.0 ⑧
ファントムライトの内0.9秒追走同入
4/11 栗CW良 稍一杯
→85.8 69.0 53.5 39.4 11.6 ⑧
イダエンペラーの内0.6秒追走0.1秒先着
【調教評価】
残り1Fで仕掛けると
スッと加速して先着。
先に手が動いたし肩ムチが一発入り、
未勝利相手に手応えで見劣った。
ゴールを過ぎてからの勢いも負けて……。
しかし、ラストは11秒6だから
相手が動き過ぎた印象。
本格化は秋だろうが、
ハミ受けは大人に。
切れのある脚さばきで気配は良い。
<ケイティクレバー>
(前回) 栗CW良 馬なり
→83.5 67.1 52.9 39.4 12.1 ⑤
4/1 栗坂良 馬なり
→1回 60.1 44.1 29.5 14.5
4/5 栗CW良 馬なり
→85.9 69.2 53.8 39.6 12.1 ⑦
ウォーターシャウトの内0.4秒追走0.5秒先着
4/11 栗CW良 馬なり
→85.5 68.5 53.1 38.6 11.7 ⑦
ウォーターシャウトの内1.3秒追走0.4秒先着
【調教評価】
控えることも想定しているようで
今週も前に馬を置く形。
道中スムーズに折り合い、
直線も軽快に駆け抜けて楽々と先着。
持ったまま加速してラストは
併走相手を突き放した。
馬体も大きく見せており、
気配は引き続き上々。
【皐月賞2018】出走馬の調教・最終追い切り評価①まとめ
今回は、皐月賞2018の
出走馬の調教・最終追い切りを
評価しました。
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デビュー時はここまで
距離がもつイメージはなかった。
しかし、競馬するなかで
走れるようになり、
前走は道中もリラックスして
走れていた。
中山の2000メートルは3回目になるし、
ゆとりを持ったローテーションで
臨めるので期待したい。


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