今回は、根岸ステークス2019の予想と
過去データの傾向と対策、
データ分析(10年)から狙える穴馬
~短距離の鬼、スプリント攻略予想~を中心とした記事を
書いていきたいと思います。
フェブラリーステークスの前哨戦、
根岸ステークスが27日に東京競馬場で行われる。
過去3年の勝ち馬のうち、2016年モーニンと
昨年のノンコノユメが本番もV。
今年も実力伯仲の好メンバーがそろい、
JRA・GI開幕戦を占う重要な一戦となる。
今年の根岸ステークス2019を制するのは
どの馬になるのか、
ここでは、過去データの傾向と対策、
データ分析(10年)から狙える穴馬を
探っていきたいと思います。
目次
【根岸ステークス2019予想】過去データの傾向と対策│データ分析(10年)から狙える穴馬~短距離の鬼、スプリント攻略予想~
<人気順別成績> |
||||
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3.3.0.4】 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 【1.1.1.7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3番人気 | 【0.2.0.8】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
4番人気 | 【3.0.2.5】 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
5番人気 | 【1.1.2.6】 | 10.0% | 20.0% | 40.0% |
6番人気 | 【1.1.0.8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
7番人気 | 【0.0.1.9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
8番人気 | 【0.1.0.9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
9番人気 | 【0.1.0.9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
10番人気 | 【0.0.3.7】 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
11番人気 | 【1.0.0.9】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
12番人気 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 【0.0.0.9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
15番人気 | 【0.0.1.8】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
16番人気 | 【0.0.0.9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1番人気は【3.3.0.4】と信頼度はマズマズ。
勝ち馬はすべて前走で左回り戦を使われていた。
また2010年は11番人気のグロリアスノアが勝利しているが、
その他の勝ち馬は6番人気以内。
2人気と3人気はともに連対率20%と
結果を出しているとはいえず、信頼度は低い。
その2、3人気よりも成績がいいのが、4人気と5人気。
連対率は2、3人気と変わらないが、複勝率は50%と40%で、
馬券の対象からは外せない存在だ。
また、10番人気以下から4頭が3着に入っており、
人気薄の激走にも注意が必要。
穴を演出した馬たちの共通点は高齢(7歳以上)の実績馬。
勝ち馬は8頭が5番人気以内で、6番人気以下で勝った2頭も
重賞実績を持った実力馬。
2~3着は人気薄が度々波乱を起こしている。
<枠順別成績> |
||||
枠 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1.0.2.16】 | 5.3% | 5.3% | 15.8% |
2枠 | 【1.2.1.15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
3枠 | 【2.3.0.15】 | 10.0% | 25..0% | 25.0% |
4枠 | 【2.1.1.16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【1.3.0.16】 | 5.0% | 20.0% | 20.0% |
6枠 | 【1.0.2.17】 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
7枠 | 【0.1.4.15】 | 0.0% | 5.0% | 25.0% |
8枠 | 【2.0.0.17】 | 10.5% | 10.5% | 10.5% |
ダートコース上のスタートで3コーナーまで距離もあることから、
枠順による内外の有利不利は小さいが、
8枠は2009年以降【2.0.0.17】とやや苦戦傾向にある。
ちなみに7枠は、2015年に2番人気ワイドバッハが2着、
15番人気アドマイヤロイヤルが3着に入るなど
【0.1.4.15】とまずまずの成績を残している。
比較的好走率が高いのが2009年以降5勝をあげている2~4枠。
毎年最低1頭が3着以内に入っており、
2013年は③④、2017年は②③での決着だった。
<脚質別成績> |
||||
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
先行 | 【2.3.3.32】 | 5.0% | 12.5% | 20.0% |
差し | 【3.5.3.47】 | 5.2% | 13.8% | 19.0% |
追い込み | 【5.2.4.37】 | 10.4% | 14.6% | 22.9% |
<上がり3F別成績> |
||||
上がり3F | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【5.2.1.2】 | 50.0% | 70.0% | 80.0% |
2位 | 【3.2.5.3】 | 23.1% | 38.5% | 76.9% |
3位 | 【2.1.0.4】 | 28.6% | 42.9% | 42.9% |
~5位 | 【0.3.3.17】 | 0.0% | 13.0% | 26.1% |
6位~ | 【0.2.1.99】 | 0.0% | 2.0% | 2.9% |
<4角位置別成績> |
||||
4角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4角1番手 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2番手以内 | 【0.1.1.19】 | 0.0% | 4.8% | 9.5% |
3番手以内 | 【2.3.3.29】 | 5.4% | 13.5% | 21.6% |
4番手以内 | 【2.3.3.42】 | 4.0% | 10.0% | 16.0% |
5番手以内 | 【2.4.3.46】 | 3.6% | 10.9% | 16.4% |
7番手以内 | 【3.7.3.61】 | 4.1% | 13.5% | 17.6% |
10番手以内 | 【5.8.6.89】 | 4.6% | 12.0% | 17.6% |
2番手以下 | 【10.10.10.116】 | 6.8% | 13.7% | 20.5% |
3番手以下 | 【10.9.9.107】 | 7.4% | 14.1% | 20.7% |
4番手以下 | 【8.7.7.97】 | 6.7% | 12.6% | 18.5% |
5番手以下 | 【8.7.7.84】 | 7.5% | 14.2% | 20.8% |
7番手以下 | 【8.4.7.73】 | 8.7% | 13.0% | 20.7% |
10番手以下 | 【6.3.5.42】 | 10.7% | 16.1% | 25.0% |
13番手以下 | 【3.1.3.20】 | 11.1% | 14.8% | 25.9% |
16番手以下 | 【0.0.2.6】 | 0.0% | 0.0% | 25.0% |
ダート1400m戦と言えば逃げ・先行有利が定説だが、
このレースにおいては苦戦傾向。
4角先頭で馬券圏内に残った馬は1頭もいない。
4角5番手以内だった馬は
2009年以降で2勝、2着4回、3着3回となっている。
これに対し、4角10番手以下の馬が6勝、2着3回、3着5回と、
直線の長い東京コースというのもあって、
差し馬が強く、後方から差し切り勝ちを収めている。
ダート戦にしてはかなりの良績。
まずは直線で長くいい脚が使える馬を狙っていきたい。
ダート短距離重賞で実績のある差し・追込タイプにも注目。
<斤量別成績> |
||||
斤量 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
56.0㎏ | 【4.6.5.76】 | 4.4% | 11.0% | 16.5% |
57.0㎏ | 【3.2.1.26】 | 9.4% | 15.6% | 18.8% |
55.0㎏ | 【2.1.1.9】 | 15.4% | 23.1% | 30.8% |
58.0㎏ | 【1.1.3.9】 | 7.1% | 14.3% | 35.7% |
59.0㎏ | 【0.0.0.3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
<年齢別成績> |
||||
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【2.2.1.11】 | 12.5% | 25.0% | 31.3% |
5歳 | 【4.4.2.21】 | 12.9% | 25.8% | 32.3% |
6歳 | 【3.2.2.38】 | 6.7% | 11.1% | 15.6% |
7歳 | 【1.1.1.27】 | 3.3% | 6.7% | 10.0% |
8歳 | 【0.1.4.14】 | 0.0% | 5.3% | 26.3% |
9歳 | 【0.0.0.12】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
10歳 | 【0.0.0.4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
勝ち馬が出ているのは
4歳から7歳の4世代で、
ダート戦線は高齢馬になっても
現役を続ける馬が少なくなく、
また芝レースよりも息の長い活躍をしている。
過去10年では
5歳馬が4勝、6歳馬3勝、4歳馬2勝、7歳馬1勝。
5歳馬は2着も4回あって、高い連対率を誇る。
アベレージで見ると4歳馬も5歳馬とほぼ互角。
本レースは4歳馬と5歳馬が強い。
もう一つ見逃せないのが8歳の伏兵馬。
3着4回は年齢別で最も多く。
馬券に絡んだ5頭のうち
3頭が2ケタ人気で波乱を呼び起こしている。
<前走レース別成績> |
||||
レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
武蔵野S | 【3.0.1.4】 | 37.5% | 37.5% | 50.0% |
チャンピオン | 【2.1.2.4】 | 22.2% | 33.3% | 55.6% |
ギャラクシー | 【2.1.0.12】 | 15.4% | 23.1% | 23.1% |
カペラS | 【1.1.1.23】 | 3.7% | 7.4% | 11.1% |
エニフS | 【1.0.0.0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
<前走距離別成績> |
||||
距離別 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1400m | 【3.5.4.48】 | 5.0% | 13.3% | 20.0% |
1600m | 【3.0.1.10】 | 21.4% | 21.4% | 28.6% |
1800m | 【2.2.3.11】 | 11.8% | 23.5% | 41.2% |
1200m | 【1.3.1.50】 | 1.8% | 7.1% | 8.9% |
1700m | 【1.0.0.2】 | 33.3% | 33.3% | 33.3% |
<レース間隔別成績> |
||||
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中10週以上 | 【5.1.1.15】 | 22.7% | 27.3% | 31.8% |
中7週 | 【2.2.3.10】 | 11.8% | 23.5% | 41.2% |
中4週 | 【1.2.3.21】 | 3.7% | 11.1% | 22.2% |
中6週 | 【1.1.0.23】 | 4.0% | 8.0% | 8.0% |
中5週 | 【1.0.0.7】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
抜群の好相性なのが、
武蔵野ステークスからひと息入れた馬。
過去10年でのべ8頭が出走して3勝。
すべて5着以内に入っており、
8頭中3頭が1着で、3着が1回。
なかなかの成績を残している。
武蔵野ステークスからの出走馬は、
人気に関係なく1頭も掲示板を外していない。
それに続くのが暮れの
JRAG1・チャンピオンズカップからここへ挑む組。
5年連続で馬券に絡んでいて、
2年連続で優勝馬を出している。
こちらも9頭で【2.1.2.4】のハイアベレージを誇る。
一方で中山1200mからの転戦となるカペラステークス、
ジャニュアリーステークス組は
出走頭数が多いこともあるが、アベレージは低い。
他に、好走馬を出しているのが
ギャラクシーステークス組。
2013年まではギャラクシーステークスが
阪神ダ1400mのオープン特別として施行されていたが、
2014年からファイナルステークスが同じ条件で施行。
そして、2017年からまた
ギャラクシーステークスが復活。
過去のギャラクシーステークスと
ファイナルステークスを
あわせた成績は【2.2.1.14】。
そこで3着以内だった馬が、根岸Sで好走している。
<前走着順別成績> |
||||
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【3.7.2.30】 | 7.1% | 23.8% | 28.6% |
2着 | 【1.2.1.17】 | 4.8% | 14.3% | 19.0% |
3着 | 【3.0.2.10】 | 20.0% | 20.0% | 33.3% |
4着 | 【2.0.0.9】 | 18.2% | 18.2% | 18.2% |
5着 | 【0.0.1.8】 | 0.0% | 0.0% | 11.1% |
6~9着 | 【1.1.3.26】 | 3.2% | 6.5% | 16.1% |
10着~ | 【0.0.1.24】 | 0.0% | 0.0% | 4.0% |
前走から勢いは重要で、
連勝を果たした馬こそ3頭だが、
勝ち馬は昨年チャンピオンズS9着から
巻き返したノンコノユメを除く9頭が前走5着以内。
過去10年で2着に入った馬の7頭が
前走で勝ってこのレースに臨んだ馬だった。
前走で掲示板を外している馬は割引で、
馬券に絡んだ6頭はいずれも重賞勝ち、
もしくはOP特別3勝以上の実績を持っていた。
【根岸ステークス2019予想】過去データの傾向と対策│データ分析(10年)から狙える穴馬~短距離の鬼、スプリント攻略予想~まとめ
今回は、根岸ステークス2019の予想と
過去データの傾向と対策、
データ分析(10年)から狙える馬を
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データから狙ってみたいのは高齢馬で
ローテーション的にも
過去10年で掲示板を外していない組。
非常に強力な好走データで
ここは、人気に関係なく買っておくべき馬。


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