今回は、有馬記念2018穴馬予想と
過去データの傾向と対策
~データ分析(10年)から狙える穴馬~と参考レース動画を
中心とした記事を書いていきたいと思います。
中山競馬場では日曜メインに
2018年中央競馬の総決算レース・有馬記念が行われる。
年末の大一番として国民的行事にもなっている有馬記念。
出走馬は秋シーズン3走目、4走目となるケースが多く、
状態を上げてきたG1では足りなかった馬が
穴をあけることもしばしば。
実績だけでなくデキの見極めも重要となる。
平成最後となる今年の有馬記念2018を
制するのはどの馬になるのか、
ここでは、過去データの傾向と対策
~データ分析(10年)から狙える穴馬~を
探っていきたいと思います。
目次
【有馬記念2018】穴馬予想│過去データの傾向と対策~データ分析(10年)から狙える穴馬~
<人気順別成績> |
||||
人気 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【6.2.1.1】 | 60.0% | 80.0% | 90.0% |
2番人気 | 【2.1.2.5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【0.0.2.8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
4番人気 | 【1.1.1.7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 【0.1.0.9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6番人気 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7番人気 | 【0.1.0.9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 【1.1.0.8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
9番人気 | 【0.1.1.8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
10番人気 | 【0.1.1.8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
11番人気 | 【0.0.1.9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
12番人気 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
13番人気 | 【0.0.0.10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
14番人気 | 【0.1.1.7】 | 0.0% | 11.1% | 22.2% |
1番人気は【6.2.1.1】と信頼度は高めで、
馬券圏外は15年ゴールドシップの8着のみ。
2番人気も【2.1.2.5】と半数は馬券に絡んでいる。
以前は3番人気が苦戦していたが、
ここ2年は連続で3着と盛り返してきている。
勝ち馬は上位人気が多く占めているが、
2~3着は人気薄が多く絡み、
ヒモが非常に読みづらく、
10人気以下にしても頭数が多いだけで、
複勝圏には5回絡んでいる。
小回りの中山コースだけに
展開次第でどの馬にも
チャンスがあるということ。
<枠順別成績> |
||||
枠 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2.2.1.13】 | 11.1% | 22.2% | 27.8% |
2枠 | 【1.2.0.15】 | 5.6% | 16.7% | 16.7% |
3枠 | 【1.2.1.14】 | 5.6% | 16.7% | 22.2% |
4枠 | 【1.2.1.16】 | 5.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【1.1.3.15】 | 5.0% | 10.0% | 25.0% |
6枠 | 【2.0.2.16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【1.0.2.17】 | 5..0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 【1.1.0.18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
スタートしてすぐにコーナーを迎える、
外枠が不利なコース形態。
枠連8-8で決着した2008年は
例年により少ない14頭立てであった。
2008年以降、14番枠から外は【0.1.2.21】となっており、
特に逃げ・先行タイプには厳しい状況が続いている。
中山2500mは内枠有利といわれるが、
過去10年の結果を見ると、
そこまで内外の差があるとはいえない。
それでもやはり内枠の馬は
警戒はしておいた方がいいだろう。
<脚質別成績> |
||||
脚質 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【2.0.1.8】 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
先行 | 【5.4.3.30】 | 11.9% | 21.4% | 28.6% |
差し | 【3.5.4.45】 | 5.3% | 14.0% | 21.1% |
追い込み | 【0.1.2.40】 | 0.0% | 2.3% | 7.0% |
<上がり3F別成績> |
||||
上がり3F | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【3.2.0.5】 | 30.0% | 50.0% | 50.0% |
2位 | 【1.2.3.7】 | 7.7% | 23.1% | 46.2% |
3位 | 【2.2.1.4】 | 22.2% | 44.4% | 55.6% |
~5位 | 【1.2.5.15】 | 4.3% | 13.0% | 34.8% |
6位~ | 【3.2.1.92】 | 3.1% | 5.1% | 6.1% |
<4角位置別成績> |
||||
4角位置 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4角1番手 | 【2.0.1.7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
2番手以内 | 【5.1.2.19】 | 18.5% | 22.2% | 29.6% |
3番手以内 | 【7.3.30.25】 | 18.4% | 26.3 | 34.2% |
4番手以内 | 【7.4.4.36】 | 13.7% | 21.6% | 29.4% |
5番手以内 | 【8.5.5.47】 | 12.3% | 20.0% | 27.7% |
7番手以内 | 【8.7.6.56】 | 10.4% | 19.5% | 27.3% |
10番手以内 | 【10.9.8.82】 | 9.2% | 17.4% | 24.8% |
2番手以下 | 【8.1.9.116】 | 5.6% | 12.6% | 18.9% |
3番手以下 | 【5.9.8.104】 | 4.0% | 11.1% | 17.5% |
4番手以下 | 【3.7.7.98】 | 2.6% | 8.7% | 14.8% |
5番手以下 | 【3.6.6.87】 | 2.9% | 8.8% | 14.7% |
7番手以下 | 【2.4.5.70】 | 2.5% | 7.4% | 13.6% |
10番手以下 | 【1.2.2.53】 | 1.7% | 5.2% | 8.6% |
13番手以下 | 【0.0.0.26】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
16番手以下 | 【0.0.0.6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
コーナーを6度回るコースゆえに、
道中で息を入れやすく
コースロスも少ない先行勢が強い。
近年は同日施行の中山芝2500m戦の
グッドラックハンデ(1000万下)よりも
ペースが落ち着くことも珍しくない。
過去10年、4角先頭で押し切ったのが2頭。
勝ち馬の実に8頭が4角5番手以内の
ポジションからグランプリホースに輝いている。
ただ前に行って流れ込むだけではなく、
臨機応変に対応できる器用な脚も求められる。
差し馬はあと一歩届かないケースが目立つ。
なお4角10番手以下は苦戦しているので、
極端な追い込みタイプは嫌っていきたい。
4角10番手以下から差し切ったのは
12年ゴールドシップのわずか1頭。
この年は1~3着馬が4角10番手以下の
後方勢が上位を独占した。
基本的には先行馬有利のレースと見ていいだろう。
<年齢別成績> |
||||
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【4.2.2.23】 | 12.9% | 19.4% | 25.8% |
4歳 | 【2.5.2.31】 | 5.0% | 17.5% | 22.2% |
5歳 | 【4.2.4.37】 | 8.5% | 12.8% | 21.3% |
6歳 | 【0.0.0.17】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
7歳 | 【0.1.1.10】 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
8歳 | 【0.0.1.4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
9歳 | 【0.0.0.2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
主力は3、4、5歳馬。
最も多くの勝ち馬を出しているのが
3歳馬と5歳馬で4勝、4歳馬が2勝で、
連対率は年齢を重ねるにつれてダウン。
特に6歳馬は(0.0.0.17)で1度も馬券に絡んでいない。
7歳以上は未勝利ではあるが、
馬券には絡んでいる。
その馬券に絡んだ3頭すべてが
10人気以下。
大穴を狙うなら高齢馬か。
ちなみに5歳馬は4勝のうち、
3つは、オルフェーヴル、ジェンティルドンナの3冠馬、
G1を6勝していたキタサンブラックのラストラン。
<前走レース別成績> |
||||
レース名 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
ジャパンC | 【3.5.6.48】 | 4.8% | 12.9% | 22.6% |
菊花賞 | 【3.1.1.5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
天皇賞・秋 | 【2.0.1.8】 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
凱旋門賞 | 【1.0.1.1】 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
アルゼンチン | 【1.0.0.6】 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
<前走距離別成績> |
||||
距離別 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2400m | 【4.5.7.50】 | 6.0% | 13.4% | 23.9% |
3000m | 【3.1.1.5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
2000m | 【2.2.2.28】 | 5.9% | 11.8% | 17.6% |
2500m | 【1.0.0.6】 | 14.3% | 14.3% | 14.3% |
2200m | 【0.2.0.15】 | 0.% | 11.8% | 11.8% |
<レース間隔別成績> |
||||
間隔 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中3週 | 【3.5.6.48】 | 4.8% | 12.9% | 22.6% |
中8週 | 【3.1.1.5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
中7週 | 【2.0.1.8】 | 18.2% | 18.2% | 27.3% |
中10週以上 | 【1.0.1.4】 | 16.7% | 16.7% | 33.3% |
中6週 | 【1.0.0.8】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
好走馬のローテーションを見ると
ジャパンCと菊花賞が3勝、
天皇賞(秋)からひと息入れた馬が2勝。
菊花賞は10頭、天皇賞(秋)は11頭と
決して多くはないローテーションで
好成績を残している。
国内の王道といえるジャパンCは
該当が非常に多いためアベレージは
低く出ているのだが、
3勝、2着5回、3着6回で、
過去10年全ての年で馬券に絡んでいる。
ジャパンC組は
10着以下から巻き返す可能性もあり、
着順で判断できないのが難しいところ。
有馬記念は秋シーズン最後のGIなので、
「余力」がポイントだといわれている。
ジャパンCから好走した馬の
14頭中12頭が秋2戦消化で、
有馬記念が秋4戦目以上の馬は狙いづらい。
さらに、ジャパンCで負けていた馬(降着を除く)
11頭中7頭が0秒6差以上だったことからも、
余力が残っていそうなタイプが
有馬記念で馬券に絡みやすいようだ。
ただし、GI実績がなかったのは1頭しかおらず、
最低でも3着歴はほしい。
<前走着順別成績> |
||||
前走着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【4.2.3.24】 | 12.1% | 18.2% | 27.3% |
2着 | 【2.1.0.12】 | 13.3% | 20.0% | 20.0% |
3着 | 【2.2.1.13】 | 11.1% | 22.2% | 27.8% |
4着 | 【1.0.1.10】 | 8.3% | 8.3% | 16.7% |
5着 | 【0.1.2.5】 | 0.0% | 12.5% | 37.5% |
6~9着 | 【1.2.0.28】 | 3.2% | 9.7% | 9.7% |
10着~ | 【0.2.3.31】 | 0.0% | 5.6% | 13.9% |
過去10年、勝ち馬の9頭が
前走4着以内で、
連勝を果たした馬は4頭。
一流馬が揃う一戦で
連勝はなかなか難しいのだが、
勝ち馬は前走で一応の格好は付けている。
これが2~3着馬になると
前走5着以下の伏兵も度々見られ、
前走2ケタ着順からガラリ一変で
2~3着に食い込んだ馬が5頭。
その多くが中山での好走歴を持っており、
中途半端な負けを喫した馬より、
前走大敗の中山巧者が
美味しい存在となっている。
【有馬記念2018】参考レース動画
【有馬記念2018】穴馬予想│過去データの傾向と対策~データ分析(10年)から狙える穴馬~まとめ
今回は、有馬記念2018の穴馬予想、
過去データの傾向と対策
~データ分析(10年)から狙える穴馬~を
書いてきました。
過去のデータから狙える穴馬を
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このレースの穴馬を多く送り出しているのは、
なんといっても中山巧者。
前走でもメンバー最速の
上がりで追い込んできた。
中山での成績が良く
ここは、馬券的に狙ってみたい一頭。


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