今回は、フローラステークス2018無料予想と
過去データ(10年分)の傾向・分析と
予想オッズを中心とした記事を
書いていきたいと思います。
オークスのトライアル重賞。
昨年まで上位3頭に
与えられていたオークスへの
優先出走権が、
今年から2着までとなったが、
牝馬クラシック2冠目を占ううえで、
必見のレースだ。
開幕週だけに、絶好の馬場コンディションで
行われることが多いが、
どのような馬が好走しているのか。
ここでは過去10年のデータから
狙いどころを探っていく。
【フローラステークス2018】予想オッズ
1番人気サトノワルキューレ 2.3
2番人気サラキア 4.4
3番人気レッドベルローズ 5.1
4番人気オハナ 5.2
5番人気ノームコア 7.3
6番人気ヴェロニカグレース 21.4
7番人気ウスベニノキミ 41.2
8番人気デュッセルドルフ 50.8
9番人気ラブラブラブ 62.7
一桁人気の馬のオッズはこんな感じになっております。
【フローラステークス2018】過去データ(10年分)の傾向・分析
【人気別】
1番人気 【4.1.0.5】
2番人気 【2.3.2.3】
3番人気 【1.1.2.6】
4番人気 【1.1.1.7】
5番人気 【0.0.0.10】
2009年、2010年、2015年の3回が
4番人気以内で上位3着までを
占めたのに対し、
2011年以降は10番人気以下から
6頭が3着以内に飛び込むなど、
つかみどころのないレース。
3連単は2011年と2014年が100万馬券で、
2012年、2016年、2017年は
6ケタ配当となっている。
1番人気は2008年以降4勝、2着1回で、
前走マイル戦以下からの
距離延長や2カ月以上間隔の
あいた馬が苦戦傾向。
見方を変えると、
こういった馬が1番人気に
推されるような年は
荒れやすいと考えることができる。
なお2番人気が2勝、2着3回、3着2回など
10年中8回までは4番人気以内が
勝利しているので、
最初から超大穴を狙うのは危険。
人気サイドからヒモ穴を
狙う戦術を基本としたい。
【枠順別】
1枠 【2.1.1.16】
2枠 【0.1.0.19】
3枠 【2.3.4.10】
4枠 【2.1.0.17】
5枠 【0.2.0.18】
6枠 【1.2.0.17】
7枠 【0.0.4.23】
8枠 【3.0.1.25】
東京芝2000mはスタート直後に
2コーナーのカーブに入る、
外枠不利で知られるコースだが、
このレースでは、2009年のディアディーナ、
2010年のサンテミリオン、
2016年のチェッキーノと8枠が3勝。
オープン・重賞での多頭数競馬で
揉まれた経験のある人気馬なら
それほど気にしなくていい。
もっとも5番人気以下は、
2008年以降1~4枠が2勝、
2着4回、3着3回に対し、
5~8枠は3着2回のみで、
全体的にはやはり外枠不利。
1枠に入った2011年マイネソルシエールが
15番人気2着、
2017年モズカッチャンが12番人気1着など、
穴をあけるのは内枠勢と相場が決まっている。
【脚質別】
逃げ馬 【0.2.0.8】
先行馬 【4.4.4.21】
差し馬 【4.4.6.64】
追込馬 【2.0.0.52】
<上がり3F>
1位 【5.0.0.12】
2位 【3.1.1.5】
3位 【1.0.1.8】
~5位【0.3.4.13】
6位~【1..4.107】
<4角位置別>
4角1番手 【0.2.0.8】
2番手以内 【2.4.1.16】
3番手以内 【4.6.3.24】
4番手以内 【4.6.4.29】
5番手以内 【5.8.5.40】
7番手以内 【6.10.6.55】
10番手以内 【8.10.10.86】
2番手以下 【10.8.10.137】
3番手以下 【8.6.9.129】
4番手以下 【6.4.7.121】
5番手以下 【6.4.6.116】
7番手以下 【5.2.5.97】
10番手以下 【2.0.2.69】
13番手以下 【2.0.0.47】
16番手以下 【0.0.0.18】
大回りのコース設定で525mの
最後の直線には
高低差2mほどの急坂が控える東京芝。
直線の末脚比べでおなじみだが、
このレースは春の東京開幕週での
開催だけに後ろ過ぎると
届かないケースも目立つ。
連続開催を除く東京開催の開幕週は、
長い直線を意識しすぎた差し馬が逃げ、
先行馬の粘り込みを許す
ケースが多々見られるが、
このレースも先行馬の粘り込みが多く、
過去10年で5頭が4角2~5番手の好位で
レースを進めてトップでゴール。
2着6回、3着5回と先行馬の活躍が目立つ。
2008年以降、4角10番手以下から
勝利したのは2011年のバウンシーチューンと
2014年のサングレアルの2頭のみ。
直線勝負に徹するにしても
4コーナーでは中団あたりには構えておきたい。
さすがに逃げ切りは厳しいものの、
4コーナーで前を射程圏内に
入れられるような位置取りが望ましい。
【前走別】
<レース別>
フラワーC組 【3.3.1.18】
君子蘭賞組 【2.2.1.10】
福寿草特別組 【1.0.0.0】
アネモネS組 【1.0.0.5】
ミモザ賞組 【0.2.0.19】
<距離別>
1800m組 【7.7.4.53】
2000m組 【2.2.2.44】
1600m組 【1.1.2.37】
2400m組 【0.0.2.1】
1700m組 【0.0.0.2】
◆同距離【2.2.2.44】
◆延長 【8.8.6.98】
◆短縮 【0.0.2.3】
<間隔別>
中3週組 【3.6.2.40】
中4週組 【3.3.2.17】
中10週以上組 【1.1.2.15】
中5週組 【1.0.1.11】
中6週組 【1.0.0.9】
過去10年で3勝を挙げているのが、
フラワーC組。
距離適性、コース適性を勘案して、
中には桜花賞の出走権を持ちながら
桜花賞をパスしてここから
オークス臨む馬が増えている。
関西馬で主流になりつつあるのが
3月末の君子蘭賞からここへ臨む馬。
君子蘭賞で連対を果たしている馬は
ここでの好走率も高い。
そして、軽視できないのは前走で
未勝利を勝ったばかりで
トライアルに挑んできた馬で、
過去10年で2勝をマーク。
馬券に絡んだ4頭はいずれも
1800m以上の距離で未勝利を勝っていた。
3着以内馬30頭中16頭が
芝2000m以上のレースを経験していたが、
近5年では経験がある馬は7頭、
経験がない馬は8頭と、
わずかだが未経験馬が逆転している。
徐々に芝2000m以上のレース経験が
必要ではなくなっているということ。
ただし、マイル以下しか良績がない
馬の好走もあるが、さすがに狙いづらく、
最低でも芝1800mの連対歴はほしい。
そして、ここ4年は馬券に絡んでいないものの、
3歳未勝利組が好走していることも見逃せない。
好走馬のほとんどは牝馬限定の3歳未勝利経由で、
3月施行の芝1800~2000m戦が狙い目。
そこで2着に0秒2差以上で勝った馬は
買い目に入れておきたい。
<前走着順>
前走1着 【6.3.3.43】
前走2着 【2.3.2.17】
前走3着 【1.1.1.12】
前走4着 【1.0.0.13】
前走5着 【0.0.1.10】
前走6~9着【0.3.3.29】
前走10着~【0.0.0.21】
勝ち馬は前走4着以内で、
勝ってここに挑んだ馬は6勝。
前走3着以内の馬はアベレージも総じて高い。
前走で掲示板を外し、
ここで馬券圏内に食い込んだ馬は6頭いるが、
いずれも1800m以上の距離で勝鞍、
もしくはオープンでの入着歴があった。
なお、前走2ケタ着順から巻き返した馬は
過去10年では1頭もいない。
【フローラステークス2018】過去データ(10年分)の傾向・分析まとめ
今回は、フローラステークス2018の
過去データ(10年分)の傾向・分析をしました。
現時点で注目している馬を
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好位からの取り口で堅実な末脚が光り、
半年ぶりの実戦を
叩いての上積みも望める。
3戦全て右回りの小回りコースだけに、
東京コースの克服が鍵となるが、
昨年のフローラSでワンツーを決めた
モズカッチャン、ヤマカツグレースと
同じく父にハービンジャーを
持つ血統背景は魅力的。


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