今回は、フィリーズレビュー2018G2予想と
出走馬の調教・最終追い切り後の評価を
中心とした記事を書いていきたいと思います。
本番より200m距離が短い桜花賞のトライアルレース。
昨年はここから桜花賞馬が誕生したが、
同じトライアルのチューリップ賞に
比べて本番に直結しにくいのが特徴だ。
ただ、2007年優勝のアストンマーチャンが
同年スプリンターズSを制覇、
2013年優勝のメイショウマンボは
後にオークスと秋華賞、エリザベス女王杯を制しており、
決して出走馬のレベルが低いというわけではない。
今回は、出走馬の調教・最終追い切りを
見て評価していきたいと思います。
【フィリーズレビュー2018】出走馬の調教・最終追い切り後の評価
<アンヴァル>
(前回) 栗P良 馬なり
→69.0 52.7 38.4 11.8 ⑧
2/28 栗坂良 一 杯
→1回 53.4 39.1 25.5 12.9
ロードゴラッソを0.2秒追走0.1秒遅れ
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 56.1 41.6 27.5 13.4
3/7 栗CW良 一 杯
→7F96.4 64.9 51.5 38.8 12.7 ⑦
ロードゴラッソの内を0.8秒追走クビ遅れ
【調教評価】
意欲的に乗り込み、
直前はコースで
長めから強い負荷をかけた。
馬場の荒れた時間帯ながら
時計は速いし、
目一杯追っているのはいいが、
3週連続遅れて、
中間の動きは案外。
<デルニエオール>
(前回) 栗CW稍 馬なり
→69.1 52.8 39.3 12.5 ⑨
2/28 栗坂良 馬なり
→1回 61.4 44.0 28.0 13.9
3/7 栗CW良 馬なり
→54.3 39.4 11.9 ⑦
ダノンチェリーの内を0.2秒追走同入
【調教評価】
うまく折り合いがつき、
馬体が合ってからも
力まず走れていた。
雰囲気はいい。
実戦でもしっかり
折り合うなら力は
発揮できる。
<マドモアゼル>
(前回) 南W稍 馬なり
→55.4 39.9 13.4 ⑦
2/25 南坂良 馬なり
→1回 59.2 44.0 28.8 14.2
3/1 南W不 一 杯
→80.7 66.4 51.8 37.6 13.3 ⑥
アズールムーンの内を1.0秒追走0.6秒遅れ
3/7 南W良 末一杯
→53.8 39.5 13.6 ⑥
ノーブルエイムの内を0.2秒追走0.2秒遅れ
【調教評価】
意欲的な攻め過程には
好感が持てるが、
いい頃の動きには程遠い。
目立たず。
<レッドシャーロット>
(前回) 栗坂稍 馬なり
→1回 60.5 45.1 29.9 14.6
2/28 栗坂良 末強目
→1回 51.9 36.8 23.7 11.8
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 60.8 44.6 28.9 13.8
3/7 栗坂良 馬なり
→1回 54.0 39.4 25.8 13.2
オーラロードを0.2秒追走同入
【調教評価】
気迫のこもった走りで、
パワフルな動き。
前走時よりも気配が良化した。
<イサチルルンルン>
(前回) 南W良 末強目
→52.3 38.6 13.5 ⑧
2/28 南W良 馬なり
→52.1 37.4 13.4 ⑦
ボアソルチの内を1.9秒追走0.2秒先着
3/4 南坂良 馬なり
→1回 61.4 43.5 28.1 14.1
3/7 南W良 馬なり
→54.3 40.0 13.3 ⑨
リグーリアの外を1.2秒先行0.4秒先着
【調教評価】
2週続けて併せ馬で
パートナーを圧倒。
活気に満ちあふれ、
状態面には太鼓判。
<アマルフィコースト>
(前回) 栗坂良 馬なり
→1回 56.0 41.6 26.5 12.7
2/28 栗CW良 直一杯
→85.9 69.1 53.3 38.7 12.0 ⑦
ディスピュートの内を0.1秒追走0.3秒先着
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 60.1 44.6 29.3 14.7
3/7 栗坂良 馬なり
→1回 55.1 40.2 25.9 12.6
アンドリエッテを0.2秒追走0.2秒先着
【調教評価】
相手の後ろで折り合いをつけ、
直線で内へ。
手応え十分に僚馬に並ぶと、
ハミをかけ直しただけで
上々の伸び脚を披露。
力んではいたが休養前よりマシで、
終いはシャープに伸びていた。
体も仕上がっている。
<モルトアレグロ>
(前回) 南W良 馬なり
→56.3 40.6 13.0 ⑧
2/28 南W良 馬なり
→71.3 55.8 40.8 12.9 ⑧
ロジャージーニアスの内を1.0秒追走同入
3/4 南坂良 馬なり
→1回 55.8 40.1 25.7 12.7
3/7 南W良 馬なり
→52.7 38.3 12.5 ⑦
【調教評価】
もともと動きは目立つ馬だが、
脚力が違い過ぎて
併せ馬にならなかった。
前脚を大きく伸ばして、
グッと重心が沈み、気配も満点。
最後は叩きつけるようなフットワーク。
毛ヅヤもピカピカで、
文句なし。
<ビリーバー>
(前回) 南W稍 馬なり
→59.8 43.7 14.0 ⑦
2/25 南W良 馬なり
→54.3 40.8 13.7 ⑤
2/28 南W良 馬なり
→57.2 42.3 13.2 ⑦
3/7 南W良 馬なり
→68.2 52.0 38.7 12.4 ⑦
ウインドオブホープの外を1.7秒追走同入
【調教評価】
前走よりも前向きさが感じられ、
身のこなしにも切れがあった。
状態はいい。
<アンコールプリュ>
(前回) 栗CW良 馬なり
→84.0 68.5 53.8 39.5 12.4 ⑤
3/1 栗CW稍 稍一杯
→82.5 66.5 51.2 37.6 12.1 ⑤
エタリオウの内を2.6秒追走0.9秒遅れ
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 57.6 42.5 27.7 13.7
3/7 栗CW良 強 目
→52.6 37.8 11.9 ⑥
アドマイヤセレブの内を0.7秒追走0.1秒先着
【調教評価】
仕掛けにしっかり反応して先着。
脚さばきも非常に俊敏で、
スピードと反応の良さを見せつけた。
仕上がりは良好。
<リバティハイツ>
(前回) 栗坂良 末一杯
→2回 54.7 40.0 25.8 12.5
2/28 栗坂良 馬なり
→2回 59.5 42.9 27.7 13.4
ハギノグランコートを0.1秒先行クビ先着
3/4 栗坂良 馬なり
→2回 56.3 41.0 26.3 12.8
フレグラントブレスを0.3秒先行0.1秒先着
3/7 栗坂良 一 杯
→2回 53.9 39.4 25.4 12.6
ハギノグランコートを0.8秒追走0.4秒先着
【調教評価】
しっかりとした脚取りで、
追われると素早く反応した。
気配も引き続き上々。
<ナディア>
(前回) 栗坂良 馬なり
→1回 51.5 38.3 25.9 13.4
2/28 栗坂良 強 目
→1回 51.3 38.1 25.7 13.1
3/4 栗CW良 馬なり
→87.4 71.3 56.3 41.2 13.3 ⑨
3/7 栗坂良 末強目
→1回 54.2 39.6 26.1 13.3
【調教評価】
先週51秒3の好時計をマークし、
直前も素軽い動き。
気配も上向いてきた。
<スウォナーレ>
(前回) 西脇良 直一杯
→68.3 50.9 37.3 - ④
3/8 西脇稍 直強目
→70.5 53.1 38.4 - ⑤
【調教評価】
前回と違って当週に追い切ったが、
動きが良くなった印象はない。
平行線。
<メイショウコゴミ>
(前回) 栗坂良 馬なり
→1回 53.4 37.8 23.7 11.9
2/23 栗プール 2 周
3/2 栗坂良 馬なり
→1回 56.5 40.3 26.4 13.0
3/7 栗坂良 馬なり
→1回 54.5 38.5 24.9 12.5
【調教評価】
フットワークに素軽さがあり、
動きも活気十分。
状態は引き続き良好だ。
<アルモニカ>
(前回) 栗坂良 一 杯
→1回 52.6 38.7 25.9 13.1
2/25 栗坂良 強 目
→1回 54.9 39.9 26.3 13.6
2/28 栗坂良 一 杯
→1回 52.1 38.1 25.3 13.0
3/7 栗坂良 一 杯
→1回 53.7 39.8 26.9 13.9
【調教評価】
残り1Fまでは手応えがあったが、
追われると案外な伸び脚。
坂路では動き切れない印象だが、
芝に行けば変わるので問題ない。
<コーディエライト>
(前回) 栗坂良 末強目
→1回 54.3 39.8 26.0 12.8
2/28 栗坂良 一 杯
→1回 52.0 38.2 25.5 13.2
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 57.5 42.5 28.1 14.0
3/7 栗坂良 一 杯
→1回 53.3 38.6 25.0 12.6
【調教評価】
終始右手前のままだが、
ラストは地面を叩きつけるような
パワフルな動き。
<ギンコイエレジー>
(前回) 栗坂稍 馬なり
→1回 56.3 41.3 26.7 13.0
2/28 栗坂良 馬なり
→1回 56.2 40.4 25.7 12.7
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 58.2 42.2 27.7 13.8
3/8 栗坂良 一 杯
→1回 54.5 38.4 24.4 11.9
【調教評価】
力強い脚さばきで
グイグイと登坂。
追われてからも
鋭く伸びた。
好気配。
<ラブカンプー>
(前回) 栗坂良 強 目
→1回 55.7 40.3 25.7 12.6
2/28 栗坂良 馬なり
→1回 58.6 43.0 28.5 14.9
3/4 栗坂良 馬なり
→1回 55.2 40.0 26.3 13.7
3/7 栗CW良 一 杯
→81.9 66.8 53.0 40.3 13.6 ⑨
ワンダースイルーロの外を1.0秒先行同入
【調教評価】
いつも以上に意欲的に攻められたが、
時計や伸びは目立たず。
上積みはどうか。
<アリア>
(前回) 栗CW稍 馬なり
→82.5 65.8 51.7 38.9 12.8 ⑧
2/28 栗CW良 馬なり
→82.7 66.7 51.9 37.9 12.8 ⑥
ワンダーラジャの内を0.7秒追走4F併アタマ先着
3/4 栗CW良 馬なり
→58.5 41.4 13.3 ⑧
3/7 栗坂良 末強目
→1回 52.6 37.9 24.8
【調教評価】
直線に向くとすぐに手前を変えて、
力強いかき込み。
引き続き好調を堅持。
【フィリーズレビュー2018】出走馬の調教・最終追い切り後の評価まとめ
今回は、フィリーズレビュー2018の
出走馬の調教・最終追い切り後の評価を
しました。
調教・最終追い切りが良かった馬を
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先週はジョッキーを
背にいい反応を見せており、
調整は順調。
素質の高さを感じるし、
1400mの実績もある。
桜花賞へつながるレースを
期待できる。


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