今回は、オークス2018無料予想と
データ分析・過去10年の傾向と予想オッズを
中心とした記事を書いていきたいと思います。
東京のGI・5連戦の3戦目は、
3歳牝馬の頂上決戦・オークス。
総合力が問われるこの舞台、
桜花賞から舞台は東京2400mに変わり、
3歳牝馬たちはスピードに加えて
スタミナも求められるより
タフなレースに挑む。
桜花賞は4戦全勝の
2歳女王ラッキーライラックの
1強ムードだったが、
結果はアーモンドアイの差し切り勝ちとなった。
史上14頭目の牝馬春2冠がかかるアーモンドアイ、
2歳女王ラッキーライラックを
オークスでもこの2頭が中心になりそうだ。
ここでは、過去10年のデータ分析をし
勝ち馬を探っていきたいと思います。
まずは、予想オッズから見ていきます。
【オークス2018】予想オッズ
1番人気アーモンドアイ 2.2
2番人気ラッキーライラック 2.8
3番人気サトノワルキューレ 4.0
4番人気リリーノーブル 11.5
5番人気オールフォーラブ 21.4
6番人気マウレア 25.1
7番人気トーセンブレス 29.4
8番人気カンタービレ 39.8
9番人気パイオニアバイオ 56.0
一桁人気の馬のオッズはこんな感じになっております。
【オークス2018】データ分析・過去10年の傾向
【人気別】
1番人気 【4.2.1.3】
2番人気 【1.3.2.4】
3番人気 【2.0.1.7】
4番人気 【1.0.1.8】
5番人気 【1.1.2.6】
6番人気 【0.1.1.8】
7番人気 【1.0.0.9】
8番人気 【0.1.1.8】
9番人気 【1.0.1.8】
2008年以降、1番人気は【4.2.1.3】という
及第点レベルの成績。
しかし、前走桜花賞3着以内馬に
限定すると【4.1.0.1】。
該当馬がいれば、
素直に信頼したほうがいいだろう。
その半面、桜花賞の上位馬以外が
1番人気の場合は、
疑ってかかるべきだ。
頼りになるのは4~9番人気の中穴ゾーン。
対照的に2桁人気はイマイチで、
2008年以降の馬券絡みは
2008年2着のエフティマイア(13番人気)だけ。
同馬は前走桜花賞2着でありながら、
なぜか人気がなかったレアケースなので、
相応の実績を持つ馬以外は
バッサリ切り捨ててもいいかもしれない。
人気面での注目はフローラSで権利を獲った馬で、
別路線ということから実力より
美味しい人気となっていることが多い。
【枠順別】
1枠 【1.1.1.17】
2枠 【3.1.1.14】
3枠 【0.1.2.17】
4枠 【1.0.0.19】
5枠 【2.2.1.15】
6枠 【0.0.1.19】
7枠 【2.3.2.23】
8枠 【2.1.2.24】
枠順については、
「やや内枠有利」というのが結論。
この時期の東京らしい
高速馬場の影響が
強く反映されている結果である。
単純に1~3枠と6~8枠を
比較したデータでは、
さほど大きな成績差が
出ているわけではないのだが、
勝率・連対率・複勝率・単勝回収率では
2枠がトップ。
昨年も6枠が連対を果たせず、
過去10年で唯一連対がない。
両隣の5枠が2勝、2着2回、7枠が2勝、2着3回と
好対照なのは面白い。
2枠が3勝、5枠、7枠、8枠が2勝と
勝ち馬の分布にはやや偏りがある。
【脚質別】
逃げ馬 【0.1.0.9】
先行馬 【1.1.1.33】
差し馬 【7.5.9.63】
追込馬 【3.2.0.43】
<上がり3F>
1位 【6.3.3.2】
2位 【1.1.0.5】
3位 【3.2.2.4】
~5位【1.2.2.17】
6位~【0.1.3.120】
<4角位置別>
4角1番手 【0.1.0.9】
2番手以内 【1.1.1.20】
3番手以内 【1.1.1.33】
4番手以内 【1.2.1.42】
5番手以内 【1.4.2.49】
7番手以内 【4.5.4.63】
10番手以内 【7.7.7.84】
2番手以下 【11.8.10.139】
3番手以下 【10.8.9.128】
4番手以下 【10.8.9.115】
5番手以下 【10.7.9.106】
7番手以下 【9.4.7.89】
10番手以下 【4.2.5.69】
13番手以下 【3.2.0.42】
16番手以下 【0.1.0.19】
東京2400mは長い直線が
大きな特徴のコースで、
速い上がりを出せる馬の
期待値が圧倒的に高い。
脚質的には圧倒的に差し優勢で、
2008年以降、4角2番手以内で
3着入りしたのは3頭のみ。
勝ち馬は2017年の
ソウルスターリング(1番人気)だけ
という状況で、
ここまで先行勢の成績が
悪いレースも珍しい。
4角4~6番手になると
好走例は増えるものの、
勝ち馬は2011年のエリンコート(7番人気)だけと
なっており、
2~3着止まりで終わるケースが
ほとんどだ。
とはいえ、後方待機組のパフォーマンスが
決して良いわけではない。
4角13番手以下で通過して馬券に絡んだ馬は
すべて3番人気以内。
儲けるうえでは、
リスクを背負うわりに効率が悪い。
従って、「中団(4コーナー7~12番手あたり)から
速い上がりを使える馬」を狙うのが、
ベストの攻め方となる。
ほとんどの馬が初めての距離で、
道中ロスなく少しでも
脚を溜めたいという思惑が働くのか、
4角7番手以下からの差しが9勝。
長くいい脚を使える馬が好成績を残している。
【馬体重別】
~399㎏ 【0.0.0.1】
400~419㎏【0.0.1.12】
420~439㎏【2.3.1.25】
440~459㎏【3.1.4.61】
460~479㎏【6.4.3.26】
480~499㎏【0.1.0.19】
500~519㎏【0.0.1.4】
当日の馬体重もひとつのポイント。
勝ち馬の最高体重は
13年メイショウマンボの478キロ。
最少体重は16年シンハライトの422キロ。
牝馬としては大型の部類にあたる
480キロ以上の勝ち馬はゼロ。
2~3着の食い込みはあるので、
大型馬がまったくダメと
いうわけではないが、
こうした明確な傾向が出ているのであれば、
中型~やや小型の馬を優先して選択すべきだろう。
出走機会が少ないとはいえ、
480キロを超える馬の好走が少なく、
前走が488キロだった
2歳女王ラッキーライラックにとっては
ちょっと気になるデータ。
【前走別】
<レース別>
桜花賞組 【8.5.5.65】
忘れな草賞組 【2.0.0.9】
フローラS組 【1.4.4.33】
皐月賞組 【0.0.1.0】
NHKマイル組 【0.0.0.1】
<距離別>
1600m組 【8.5.5.68】
2000m組 【3.4.5.43】
1800m組 【0.0.0.37】
<間隔別>
中5週組 【10.5.5.75】
中3週組 【1.4.4.34】
中4週組 【0.0.1.0】
中7週組 【0.0.0.1】
中10週以上組 【0.0.0.2】
馬券絡みがあるローテーションは
わずか4レース。
中でもクラシック初戦の桜花賞からの
直行組は8勝、2着と3着が5回ずつという好成績。
完成度が求められるレースで、
大舞台での経験が生きているといえよう。
それ以外では、桜花賞当日に
行われる忘れな草賞組が2勝。
フローラS組は勝ち馬こそ
1頭しか出ていないが、
2~3着はそれぞれ4頭出ていて、
近年はこの組の圏内突入が増えている。
一方、スイートピーS組は大不振で、
前走条件クラスから挑戦した馬も
本番で1頭も馬券に絡んでいない。
<前走着順別>
前走1着 【6.3.2.41】
前走2着 【1.4.4.18】
前走3着 【2.1.1.14】
前走4着 【0.0.0.9】
前走5着 【0.0.1.10】
前走6~9着【1.1.0.25】
前走10着~【1.0.2.31】
過去10年、11頭の勝ち馬のうち
6頭が本番でも連勝。
勝ち馬は1頭しか出ていないが、
前走2着馬は連対率で
前走1着馬と互角、
複勝率では上回るアベレージを残している。
前走6着以下から連対した馬は5頭いるが、
全て重賞勝ち馬で、
大きな着順から巻き返してくるには
相当な底力が必要となる。
【オークス2018】データ分析・過去10年の傾向まとめ
今回は、オークス2018の
データ分析・過去10年の傾向まとめを
見てきました。
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距離が延びるのはプラス。
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